農機修理サイト「ノウキナビ」に新品販売の「タガヤス」を統合 唐沢農機サービス2020年7月3日
農機具修理やインターネット事業を手がける(株)唐沢農機サービスは、7月1日から同社が運営する農機流通支援サイト「ノウキナビ」に、新品農機具オンライン販売サイト「タガヤス」を新品農機チャネルとして正式統合した。
これによりタガヤスはノウキナビ内の1サービスとなり、ノウキナビは農機具販売店が行っていたサービス全てを網羅する日本全国対応の農機具屋プラットフォームとなる。
ノウキナビは、中古農機具の売買を支援するプラットフォームとして2014年から全国でサービスを開始。各地の農機具販売店会員のネットワークを形成し、全国各地の良質な中古農機と農家をつなげることで流通を支援してきた。
一方、タガヤスも新品農機具を取り扱うショッピングサイトをヤフーショッピングや楽天市場に出店し、新品農機のインターネット販売に取り組んできた。
中古農機を扱うノウキナビと、新品農機を扱うタガヤスがブランド統合することにより、中古・新品を問わず農機具全般を取り扱う体制が整った。
一般的に農機具購入を考える農家は、中古農機に限らず新品農機も含めて比較検討している。また、購入後のトラブルに対応した修理依頼や買い替え、下取り・売却など多様な選択を、農機具販売店を通じて行っているケースが多い。
ノウキナビは中古農機の販売、買取、修理、部品調達といったサービスを提供してきたが、タガヤスによる新品販売という新たなフェーズを取り込むことで、一般的な農機具販売店が実施する全てのサービスを網羅できるようになった。
今回のブランド統合により、ノウキナビは新品農機の販売を事業に含めることになる。一般的にITが苦手と言われる農家層に対し、コールセンターによる電話サポートを行う日本全国対応のオンライン「農機具屋」への進化を目指す。
今後もノウキナビは、全ての農機を取り扱う農機具ポータルサイトとして、国内農業の発展を支えていく。
ノウキナビは2014年9月運用を開始。2020年6月25日現在、年間PV数は250万を超え、参画している農機販売店は287件、農家や農機ユーザーは2000件以上の登録がある。累計販売実績額は8億円以上。
重要な記事
最新の記事
-
農薬の正しい使い方(41)【今さら聞けない営農情報】第307回2025年7月19日
-
第21回イタリア外国人記者協会グルメグループ(Gruppo del Gusto)賞授賞式【イタリア通信】2025年7月19日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「政見放送の中に溢れる排外主義の空恐ろしさ」2025年7月18日
-
【特殊報】クビアカツヤカミキリ 県内で初めて確認 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年7月18日
-
『令和の米騒動』とその狙い 一般財団法人食料安全保障推進財団専務理事 久保田治己氏2025年7月18日
-
主食用10万ha増 過去5年で最大に 飼料用米は半減 水田作付意向6月末2025年7月18日
-
全農 備蓄米の出荷済数量84% 7月17日現在2025年7月18日
-
令和6年度JA共済優績LA 総合優績・特別・通算の表彰対象者 JA共済連2025年7月18日
-
「農山漁村」インパクト創出ソリューション選定 マッチング希望の自治体を募集 農水省2025年7月18日
-
(444)農業機械の「スマホ化」が引き起こす懸念【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月18日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲害虫の防ぎ方「育苗箱処理と兼ねて」2025年7月18日
-
最新農機と実演を一堂に 農機展「パワフルアグリフェア」開催 JAグループ栃木2025年7月18日
-
倉敷アイビースクエアとコラボ ビアガーデンで県産夏野菜と桃太郎トマトのフェア JA全農おかやま2025年7月18日
-
「田んぼのがっこう」2025年度おむすびレンジャー茨城町会場を開催 いばらきコープとJA全農いばらき2025年7月18日
-
全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を目指す 大分県推進協議会が総会 JA全農おおいた2025年7月18日
-
新潟市内の小学校と保育園でスイカの食育出前授業 JA新潟かがやきなど2025年7月18日
-
令和7年度「愛情福島」夏秋青果物販売対策会議を開催 JA全農福島2025年7月18日
-
「国産ももフェア」全農直営飲食店舗で18日から開催 JA全農2025年7月18日