「マッスルスーツ」のイノフィス ソーイングボックスと業務提携2021年9月13日
株式会社イノフィスは、菅沼縫製グループの株式会社ソーイングボックス(群馬県館林市)と業務提携を締結。装着型アシストスーツの市場の拡大に向けて連携する。
労働人口の減少や高齢化による製造現場での労働力不足の課題が顕在化するなか、コロナ禍の影響で「密を避ける作業スタイル」に変化している業界も増え、装着型アシストスーツのニーズが拡大している。また、コロナ禍による在宅でのフィットネス需要の拡大など、さまざまなシーンで装着型アシストスーツの可能性が広がりを見せている。
イノフィスの腰補助用アシストスーツ「マッスルスーツEvery(エブリィ)」の顧客層も、これまでの農業や介護をメインとした業界に加え、食品工場などの製造業や物流企業などへ拡大。4月末現在でシリーズ累計出荷台数が2万台を突破し、外骨格型の装着型アシストスーツでは同社調べで世界一の出荷台数となった。
ソーイングボックスは昭和27年創業の老舗縫製業を母体に、一気通貫の作業工程でそれぞれの業界・業容に適したオーダーメイドユニフォームを企画・製造。これまで医療、介護、飲食、観光宿泊など業界を問わずオリジナルユニフォームを作り、昨今の業務の細分化に伴うニーズにも対応するなど、きめ細やかなサービス提供も強みとなっている。また、モノづくりをベースにしたブランディング提案や、製品と人材におけるグローバル展開など、ユニフォーム製造業の枠にとどまらない、多角的な事業を展開している。
業務提携により今後は、両社の経営資源を活かし、双方の市場拡大と活性化をめざす。具体的には、ソーイングボックスの顧客基盤(医療介護・農業・飲食・観光宿泊・物流等)を活用し、マッスルスーツを販売。また、マッスルスーツの機能を活かした新たな提供価値の創出し、マッスルスーツ装着時用のユニフォームなど、新製品や付属品の共同開発していく。
最新の記事
-
シンとんぼ(61) 食の安全とは(19)毒性試験最後の代謝試験2023年9月23日
-
みどり戦略に対応した防除戦略(11)1作期を通じたのリスク換算量【防除学習帖】 第217回2023年9月23日
-
有機質資材を活用した施肥(36)有機質資材利用の基本【今さら聞けない営農情報】第217回2023年9月23日
-
インボイス制度開始迫る 影響未知数 現場JAの声を聞く2023年9月22日
-
【注意報】豆類に吸実性カメムシ類 府内全域で多発のおそれ 京都府2023年9月22日
-
(350)単位と勉強時間【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2023年9月22日
-
極早生みかん「早味かんフェア」福岡みのりカフェで開催 JA全農2023年9月22日
-
【みどり戦略】マニュアスプレッダとラジコン草刈機の普及拡大 アテックス2023年9月22日
-
札幌近郊農畜産物の消費拡大を応援 JAさっぽろ【ほっとピックアップ・JAの広報誌から】2023年9月22日
-
【みどり戦略】炭素固定と土づくりを両立する"高機能バイオ炭" TOWING2023年9月22日
-
生成AI/GPT活用により、新規用途の発見数が倍増 三井化学2023年9月22日
-
【人事異動】クボタ(10月1日付)2023年9月22日
-
新規就農者 7割が農業規模の拡大めざす 農業経営実態アンケート 産直アウル2023年9月22日
-
滋賀県で新規就農「ミニトマト農業体験@平和堂ファーム」参加者募集 平和堂2023年9月22日
-
鶏卵生産のCO2排出量削減へ 農林中金、アスエネと取り組み開始 八千代ポートリー2023年9月22日
-
【みどり戦略】土壌データ等に基づく「自動潅水施肥装置」の普及拡大 ルートレック・ネットワークス2023年9月22日
-
【人事異動】全国農業会議所(10月1日付)2023年9月22日
-
米・米粉消費拡大推進 「米粉料理を作って豪華景品を当てよう」キャンペーン開始2023年9月22日
-
農林水産省「ペレット堆肥の広域流通促進モデル実証」に採択 ユーグレナ2023年9月22日
-
農業事業に本格参入 ドローン農薬散布のAvirtech社から事業譲受 テラドローン2023年9月22日