穀粒判別器と連動する米鑑定ユニットを新発売 サタケ2022年4月19日
株式会社サタケは、玄米の容積重や水分の農産物検査に使用する機器として、農林水産省による仕様確認を受けた「米鑑定ユニットRTQI1000A」を5月1日から発売する。
米鑑定ユニットRTQI1000A
農林水産省は、国内産水稲うるち玄米の農産物検査で機械鑑定を前提とした新たな検査規格を策定し、令和4年産米から適用される。現状の目視を中心とした検査では、検査人員の確保など検査現場の負担が増大していることから、新たな検査規格では機械鑑定を活用することで、省力化された合理的な検査を目指している。
同社では、機械鑑定を活用する7項目のうち、2項目を自動で測定する装置として米鑑定ユニットを開発した。さらに別売の穀粒判別器と連動することで、7項目全ての検査を自動で行うことができる。穀粒判別器と連動した米鑑定ユニットは、投入口にサンプルを入れて測定ボタンを押すと、容積重計、水分計、穀粒判別器に自動で適量のサンプルを供給し、容積重、水分、白未熟粒、死米、胴割粒、砕粒、着色粒を同時に測定する。操作が簡単で、サンプルの前処理も不要なため、誰が操作しても結果は変わらず、検査にかかる手間と時間も大幅に減らすことができ、検査現場の負担を軽減できる。
米鑑定ユニットのメーカー希望小売価格は55万円(税込)、別売の穀粒判別器71万5000円(税込)とのセット販売は115万5000円(税込)。5月1日に発売開始し、8月出荷予定で、主に全国のJAや精米工場など農産物登録検査機関に対して、初年度200台の販売を見込んでいる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(158)-改正食料・農業・農村基本法(44)-2025年9月6日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(75)【防除学習帖】第314回2025年9月6日
-
農薬の正しい使い方(48)【今さら聞けない営農情報】第314回2025年9月6日
-
【注意報】普通期水稲に紋枯病 県内全域で多発のおそれ 長崎県2025年9月5日
-
「適正な価格」の重要性 消費者に訴える 山野全中会長2025年9月5日
-
米価暴落防ぐ対策を 小泉農相に小松JA秋田中央会会長2025年9月5日
-
(451)空白の10年を作らないために-団塊世代完全引退後の「技術継承」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月5日
-
【統計】令和7年産一番茶の荒茶生産量 鹿児島県が初の全国一位 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(組織法人)10a当たり0.7%増 60kg当たり1.6%増 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(個別)10a当たり0.8%増 60kg当たり10.7%減 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】冬キャベツ、冬にんじんの収穫量 前年比2割減 農水省調査2025年9月5日
-
長野県産ナガノパープルのスイーツ「いっちょう」「萬家」全店で提供 JA全農2025年9月5日
-
『畜産酪農サステナビリティアクション2025』発行 JA全農2025年9月5日
-
「国産シャインマスカット」全国のファミリーマートで販売 JA全農2025年9月5日
-
「わたSHIGA輝く国スポ2025」参加の広島県選手団へ清涼飲料水贈呈 JA共済連広島2025年9月5日
-
「いちはら梨」が当たるSNS投稿キャンペーン実施中 千葉県市原市2025年9月5日
-
猛暑対策に高性能遮熱材「Eeeサーモ」無料サンプルも受付 遮熱.com2025年9月5日
-
農機具王とアグリスイッチ 構造再編をチャンスに「週末農業プロジェクト」始動2025年9月5日
-
鳥インフル ハンガリーからの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を解除 農水省2025年9月5日
-
旬の巨峰を贅沢に「セブンプレミアム ワッフルコーン 巨峰ミルク」新発売2025年9月5日