病害虫の発生予察情報「WAGRI」で公開 R4予察情報APIコンソーシアム2023年3月28日
R4予察情報APIコンソーシアムは、都道府県の防除所が公開している病害虫の発生予察情報をオープンAPIの 農業データ連携基盤「WAGRI」で公開する準備を進めており、現在、全国42の都道府県からオープンAPIによる予察情報公開の許諾を得ている。
予察情報取得の概要
これまで農業者などが各都道府県の病害虫防除所の予察情報を取得するには、自ら都道府県のホームページにアクセスし、情報を探し出す必要があったが、この仕組みにより、APIを利用するICTベンダーなどが農業アプリ等に予察情報の発信を組み込めるようになることから、農業者は日常使っている農業アプリや営農管理ソフト上で、必要な予察情報を手軽かつリアルイムで取得できるようになる。
また、営農日誌などと一緒に予察情報を記録し、過去の振り返りに活用できるなど、ICTベンダーの活用アイディア次第で、営農管理に予察情報を役立てることにもつながる。
都道府県のホームページで公開している予察情報を取得するにあたり、分類・取得項目ごとにデータを振り分けてサーバに保管するが、予察情報の内容などは改編しない。
予察情報APIが取得するデータ項目と形式
また、令和4年度農林水産省事業「農林水産データ管理・活用基盤強化事業」を活用し、株式会社ファーム・アライアンス・マネジメントが提供する農業ポータルアプリ、「FarmChat(ファームチャット)」において予察情報APIと連携し、実証試験を行っている。
予察情報APIは、4月から5月にかけてAPIの提供開始を予定している。
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