【みどり戦略】下水汚泥資源を活用した肥料の更なる販路拡大 和饗エコファーム2023年9月25日
共和化工(東京都品川区)のグループ会社である和饗エコファームは、農水省より「みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画」として、昨年12月に認定され、実現に向け取り組んでいる。
同社は、下水汚泥資源を活用した肥料の粘度を調整する設備を新たに導入し、既存製品の扱いやすさを向上させて、さらなる販売拡大に取り組んでいる。
計画の実施期間は、2023(令和5)1月から2027(令和9)年6月。日本における製造・販売の拠点を構築するため、現在、益子事業所(栃木県芳賀郡)にある肥料の粒度を調整できる篩い設備を西日本の事業所(長崎県大村市)にも導入。導入設備はみどり投資促進税制の適用を受けた。これを機に、西日本を中心に取引実績のある商社などを通じて、稲や露地野菜等における普及拡大を図る。
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