ビール酵母細胞壁由来 農業資材の「植物活性メカニズム」解明へ アサヒバイオサイクル2024年11月20日
アサヒバイオサイクルは、ビール酵母細胞壁水熱反応物にRCS(活性炭素種)が存在することを発見。この研究成果について、イギリスの査読付き科学雑誌に論文を投稿した。ビール酵母細胞壁水熱反応物からのRCS生成というメカニズムは特許出願中。

ビール酵母細胞壁水熱反応物は、ビール酵母細胞壁由来の農業資材などとして2017年から販売されてきた。この物質は、植物の生育や免疫力を高めることが確認されていたが、そのメカニズムについては解明されていなかった。
このほど、ビール酵母細胞壁水熱反応物からRCSが生成することが明らかになり、ビール酵母農業資材による植物の生育や免疫力への影響などの"植物活性のメカニズム"解明に繋がる知見が得られた。これは、ビール酵母細胞壁水熱反応物から得られる適量のRCSが "即効性のあるポジティブストレス"を与え、植物ホルモンが内生され、植物の生育促進に効果をもたらす可能性が示唆されたことになり、"植物活性メカニズム"の技術的裏付けの一つになると考えられる。
同社は、今回の研究成果で得られた技術的裏付けを「X-RCS(クロス アール・シー・エス)」と名付け、この技術に裏打ちされた、ビール酵母細胞壁由来の農業資材のさらなる普及を目指し、メカニズムのさらなる解明を進める。
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