アグリビジネス創出フェア 農水省ブースに「レポサク」展示 エゾウィン2024年11月26日
エゾウィンは11月26日～28日、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される農林水産・食品産業分野の技術交流展示会「アグリビジネス創出フェア2024」に出展。農林水産省農林水産技術会議事務局研究推進課による「スマート農業実証プロジェクト」ブースで、同課所管の各種事業の事例のひとつとして同社のプロダクト「レポサク」を展示する。
「レポサク」は、は複数の車両・人で行う現場仕事にありがちな「見えない」「わからない」という悩みを解決するプロダクト。専用の端末を使ってリアルタイムで取得する位置情報から、作業車両の現在地と軌跡をスマートフォンなどの画面上に一目でわかるように表示し、チーム全員で共有できる。
「全体の進捗が見えず、圃場管理や作業指示がスムーズにできない」「仕事が終わった後、作業の記録をつける負担が大きい」などの悩みを、作業している人の手間なく解決できるように開発。自動的に記録される軌跡・データは作業の振り返りにも使え、経験豊富なベテランの仕事を新人に伝える教育ツールなどとしても活用されている。
「スマート農業実証プロジェクト」は、スマート農業の社会実装を進めるため、農水省が2019年度から取り組み、これまで全国217地区で実証が行われている。レポサクは実証プロジェクト初年度から、牧場やTMRセンター、コントラクターなどで導入されている。
2022年度から北海道帯広市で行われた実証では、事務作業時間58％削減、1日あたりの収穫作業面積7％増加を達成。会場内の総合ゾーンに設置される「スマート農業実証プロジェクト」ブースでは、レポサクの端末やシステムを展示し、同社スタッフが機能を説明する。
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