京都精華大と連携 野菜を育て販売までを学ぶ「ボードゲーム」発売 タキイ種苗2025年4月23日
タキイ種苗は、京都精華大学プロダクトデザイン学科と連携して取り組む「種まく×未来」プロジェクトから生まれたZ世代向けの園芸企画第2弾として、野菜をタネから育てて販売するまでの過程を遊びながら学ぶボードゲーム「farmer life ふぁーまー らいふ」を発売。タキイネット通販サイトで4月23日から販売する。
ボードゲーム「farmer life ふぁーまー らいふ」
このボードゲームは、サイコロを振ってコマを進めながら野菜を育てて販売することで、普段食べている野菜の栽培過程を学べる知育玩具。コマを進めながら、「種」「芽」「花」「青果」などの順に野菜を生育させるが、途中で実際に栽培する過程で必要な「水やり」「草刈り」などによる栽培促進効果や、「遅霜」「猛暑」「害獣」などによる生育阻害イベントが待ち受けている。
ゲームを通じて季節による栽培速度や、資材活用の利点を学ぶことができるだけでなく、様々なイベントを乗り越えて無事に収穫した野菜は、特別イベント「マーケット」の開催時に販売し、お金に換えることができる。野菜の価格が出荷量により変動するため、大人も駆け引きを楽しめるゲームとなっている。

園芸経験の少ない人にとって、実際の野菜栽培は、「初心者向けの栽培キット」などを使ったとしてもハードルが高い。このボードゲームを開発した学生は「日常的に口にする食べ物の重要性を理解する一助として、楽しみながら園芸について学べるボードゲームを制作しました。このボードゲームを通して子どもから大人まで多くの方が楽しく園芸について学べ、園芸について学ぶ姿勢が前向きになり野菜を好きな子どもが増えることを願っています」とコメントしている。
「ボードゲーム farmer life ふぁーまー らいふ」は7800円(税込・送料込)。プレイ人数は2~4人、対象年齢は8歳以上。販売数は100個。
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