日化協レスポンシブル・ケア賞優秀賞 安全文化醸成の取り組みが評価 デンカ2025年6月3日
デンカはこの度、一般社団法人日本化学工業協会(以下、「日化協」)より、第19回日化協レスポンシブル・ケア賞の優秀賞を受賞した。

同賞は、化学業界全体でレスポンシブル・ケア活動を積極的に推進する風土を醸成することを目的に、活動の普及や充実に貢献した個人またはグループを表彰する制度。今回対象となったのは同社千葉工場環境保安部で、「独自の体感施設を活用したテクニカルスキル・ノンテクニカルスキル教育による安全文化醸成に向けた取り組み」が評価され受賞の運びとなった。
同社は、デンカグループESG基本方針に則り、「安全最優先」を基本理念とした安全な職場環境の構築を、経営の重要課題の一つとして位置付けている。中でも千葉工場では、安全文化の醸成、保安事故・労働災害の減少・軽度化を目指す教育として、体感教育施設「安全力創成館」を立ち上げ、2020年5月より運用を開始した。体感(テクニカルスキル)教育に加え、ノンテクニカルスキル(特に従業員同士のコミュニケーション)も考慮したユニークな内容とし、工場で働く全ての従業員(当社従業員、協力会社・関係会社の従業員を含む)を対象に教育を提供し、現場力の底上げを図っている。本活動は毎年多彩なカリキュラムを準備し、マンネリ化防止の工夫を行っている点、新型コロナウイルス感染拡大の時期においても、関係者の理解と協力を得ながら活動を止めることなく継続できた点などが高く評価された。今後も保安事故・労働災害の減少・軽度化に向けて持続可能な活動として取り組んでまいります。
「今後も「化学の力で世界をよりよくするスペシャリストになる」というパーパスのもと、世界に誇れる化学で、人々の暮らしと社会に貢献し続けます。」と同社はコメントしている。
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