病気に強い野菜苗をつくる! 東北農研が市民講座2018年6月11日
・予防法を伝授
農研機構東北農業研究センターは7月7日(土)に第20回「市民講座」を開く。今回テーマは「病気に強い野菜の苗をつくる」。講師は同センター上級研究員の今崎伊織氏。
センターでは、地域の人々に農業研究開発の最新状況などを理解してもらうために、研究者自らが「話し手」として講演に立ち、専門分野の話題を中心に分かりやすく説明する「市民講座」を実施している。年間6回のペースで開かれ、今年で4年目。入場無料で誰もが参加できることに加えて、講演内容も「親しみやすく分かりやすい」との評判で人気がある。

(写真)第17回市民講座における満場の会場の様子
今回の開催内容は次の通り。
○日時:7月7日、午前9時30分から10時30分まで。
○会場:農研機構東北農業研究センター北辰興農閣研修室(岩手県盛岡市下厨川字赤平4)
○定員:50名(事前申込が必要で応募多数の場合は先着順)。
○申込方法:(E-mail)www-tohoku@naro.affrc.go.jp(電話やFAXでも受付可)。
○申込締切:7月5日まで。
○問い合わせ先:東北農業研究センター企画部産学連携室
○TEL:019-643-3573
○FAX:019-643-3588
【今崎講師の話】
農業には苗半作(なえはんさく)という言葉があることをご存じでしょうか?。野菜の生育の善し悪しの半分くらいは、「苗を育てる時期に決まる」ということを表しています。私たちが病気になることを防ぐため、乳幼児期に予防接種をするように、野菜も苗の時期からの予防が大切です。そこで今回は「病気に強い苗」を育てるため、現在取り組んでいる研究を皆様にいち早くご紹介します!
※今崎氏の「崎」は正式には異体字です。
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