トウモロコシの豆知識3つ タキイ種苗2019年9月4日
バーベキューでおなじみのトウモロコシは、焼くだけでなく、サラダで生で食べたり、スープにしたりさまざまな料理に活躍する身近な野菜。タキイ種苗は、トウモロコシとスイートコーンの違いや、不思議な性質について“豆知識”を紹介している。
【豆知識1】 甘みの強さによって種類が違う
トウモロコシを販売する際、栽培用の種袋や缶詰には「スイートコーン」と記載されているが、店頭では「とうもろこし」の表記で販売されていることが多い。これはトウモロコシにはいくつか種類があり、その中の一つがスイートコーンといわれる甘味種だから。甘みの強さから主に3つの種類に分類される。
缶詰などに利用されるのが「普通甘味種(スイート)」で、一般的に食卓に上るのは、さらに甘味が強く改良された強甘味種(スーパースイート)」。 もう一段上の甘みがあるのが「極甘味種(ウルトラスーパースイート)」だ。
トウモロコシは甘さ以外にも用途や特徴で5種類に分かれる。主に家畜の飼料として使われる硬粒種の「フリントコーン」、家畜の飼料やコーンスターチの原料に使われるのが「デントコーン」。また、粒の皮が薄く、乾燥させるとかたくなり、それを加熱すると爆裂する「ポップコ-ン」や、もちもちした食感が特徴で別名「もちとうもろこし」と言われる「ワキシーコーン」、粉にひきやすい軟粒種「ソフトコーン」もある。
【豆知識2】粒列の数は必ず偶数になる
トウモロコシは生長過程で細胞が2つに分裂するため、粒列は必ず偶数になる。
【豆知識3】粒の数と絹糸の数は同じ
先端から伸びているひげは、絹糸(けんし)。これは、トウモロコシの雌花で、雄花から花粉が雌花の絹糸に落ちて受粉する。粒の一つひとつから出ているため、 粒の数と絹糸の数は同じになる。
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