北海道産じゃがいもの収穫開始 豊作願い「北海道じゃがいも収穫式」初開催 カルビー2022年8月19日
カルビーグループは、北海道産じゃがいもの収穫を開始。これを記念して、カルビーとカルビーポテトは8月10日、9月から10月にかけて本格化する北海道じゃがいもの収穫に向けて、一大生産地の十勝エリア、芽室町で「北海道じゃがいも収穫式」を初めて開催した。
収穫したばかりのじゃがいもを手にする白幡課長(左)、田崎社長(中央)、中世支店長
北海道じゃがいも収穫式には、カルビーポテトの田崎一也社長、JAめむろ農産部青果課の白幡朋嗣課長、カルビーの中世良明北海道支店長の3人が出席。田崎社長は「2022年の北海道じゃがいもの収穫がスタートした。特に、北海道産じゃがいもの約6割がこの十勝で作られており、まさに一大生産地。生産者の皆様への感謝の気持ちを込め、この会を開催した」と挨拶。また、「私たちの使命は、自然の恵みを最大限にいかし、社会に役立つ商品を届けること。自然と生産者、生活者の間に立ってライフラインをつなぎ、自然にも社会にも貢献していく」と語った。
一方、白幡課長は「これから収穫が本格化する9月に向けて生育が進み、少しでも多くのじゃがいもが収穫されることを願います」と期待を込めた。さらに、中世支店長は「昨今、日本の『食の安全保障』の重要性がクローズアップされており、食料自給率の向上が求められている。その中で、食の宝庫ともいわれる北海道の地が果たす役割は、ますます大きくなってくる」と語り、「北海道支店では一大生産地のおひざ元として、生産者の思いをお客様に届けられるよう活動している」と話した。
カルビーグループは、じゃがいもの国内生産量の約6分の1を使用。そのうち8割を北海道産じゃがいもで調達している。
じゃがいもは、地域によって収穫時期が異なり、南の地域ほど早く、梅雨前線や桜前線のように"じゃがいも収穫前線"が北上していく。そこで、同社は貯蔵技術をいかして、北海道じゃがいもを長期的に貯蔵した上、九州、関東、東北と、収穫時期の早い地域から全国のじゃがいもを調達することで、1年間の供給を可能にしている。
原料の調達や出荷などは、1980年にカルビーの原料調達部門を独立させる形で誕生したカルビーポテトが担っており、生産者と直接栽培契約を結び、40年以上にわたり、二人三脚でじゃがいもづくりに取り組んでいる。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
【人事異動】農水省(7月1日、6月30日付)2025年7月1日
-
作況指数公表廃止よりもコメ需給全体の見直しが必要【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月1日
-
【JA人事】JA伊勢(三重県) 新組合長に酒徳雅明氏(6月25日)2025年7月1日
-
米穀の「航空輸送」ANAと実証試験 遠隔地への迅速な輸送体制構築を検証 JA全農2025年7月1日
-
JA全農「国産大豆商品発見コンテスト」開催 国産大豆を見つけて新商品をゲット2025年7月1日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施2025年7月1日
-
7月の飲食料品値上げ2105品目 前年比5倍 価格改定動向調査 帝国データバンク2025年7月1日
-
買い物困難地域を支える移動販売車「EV元気カー」宮崎県内で運用開始 グリーンコープ2025年7月1日
-
コイン精米機が農業食料工学会「2025年度開発賞」を受賞 井関農機2025年7月1日
-
「大きなおむすび 僕の梅おかか」大谷翔平選手パッケージで発売 ファミリーマート2025年7月1日
-
北海道産の生乳使用「Café au Laitカフェオレ」新発売 北海道乳業2025年7月1日
-
非常事態下に官民連携でコメ販売「金芽米」市民へ特別販売 大阪府泉大津市2025年7月1日
-
農作物を鳥被害から守る畑の番人「BICROP キラキラ鳥追いカイト鷹」新発売 コメリ2025年7月1日
-
鳥取県産きくらげの魅力発信「とっとりきくらげフェア」開催 日本きのこセンター2025年7月1日
-
鳥インフル 英国チェシャ―州など14州からの生きた家きん、家きん肉等 一時輸入停止措置を解除 農水省2025年7月1日
-
新潟県長岡市から産地直送 フルーツトマト「これトマ」直送開始 小海工房2025年7月1日
-
埼玉県毛呂山町、JAいるま野と包括連携協定を締結 東洋ライス2025年7月1日
-
空き家をキクラゲ栽培施設に リノベーション&借上げで運用開始 クールコネクト2025年7月1日
-
ハッピーターン「明太もちチーズもんじゃ風味」新登場 亀田製菓2025年7月1日