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新たに4件 サブファンドによる6次産業化事業体へ出資 AーFIVE2016年4月18日

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 (株)農林漁業成長産業化支援機構(AーFIVE)は4月15日、サブファンドによる6次産業化事業体への出資について新たに4件同意決定したことを公表した。

 今回同意決定したのは、▽岩手県・久慈市 久慈バイオマスエネルギー(株)、▽岡山県・総社市 (株)ビナン食販、▽島根県・隠岐郡海士町 (株)隠岐牛、▽佐賀県・鹿島市 (株)峰松酒造場の4件。
 久慈バイオマスエネルギー(株)は、同市の林業者が未利用剤や廃菌床を熱源とした温水や乾燥木質チップなどを製造して販売することで林業者の所得向上を目指す。出資決定額は2500万円。
 (株)ビナン食販は、同県のキクラゲ生産者が大手外食チェーンなどへ新たな販路拡大により生産から加工・販売までつながるバリューチェーンを作る事でキクラゲの付加価値向上を目指す。出資決定額は1000万円。
 (株)隠岐牛は同町の肉牛肥育農家や漁業者が地元産の高級ブランド牛や海産物を使った飲食店を出店することで地域産品の付加価値向上とブランド化を目指す。出資決定額は5000万円。
 (株)峰松酒造場は同県の米生産者が、地元産の米を原材料にした日本酒を作ったり米菓を作ったりし、製造ノウハウなどを使って販売拡大することで原材料の付加価値向上を目指す。出資決定額は1480万円。
 これによりAーFIVEが同意決定した6次産業化事業体は合計で90件となった。

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