収入保険の比較シミュレーションを公開-NOSAI2017年11月14日
全国農業共済組合連合会設立準備委員会は、31年1月から実施される「収入保険」(農業経営収入保険)と類似制度の保険料・保険金などを比較できるシミュレーションをホームページで公開した。
収入保険は品目の枠にとらわれず自然災害による収量減少だけでなく、価格低下なども含めた農業者の収入減少を補てんする。農業者は収入保険と国が実施する類似制度(農業共済、収入減少影響緩和対策、野菜価格安定制度など)とのどちらかを選んで加入することになる。
このため設立準備委員会では農業者や関係者が掛金や補てん金の比較ができるよう、簡易版のシミュレーションソフトを作成して11月10日にNOSAI全国のホームページ(http://nosai.or.jp/)で公開した。利用者がダウンロードし過去の収入金額や想定される収入減少割合などを入力することで、保険料、保険金等の試算や類似制度との比較ができる。
今後、より地域の実情にあったシミュレーションができるよう、各都道府県の農業共済組合連合会、農業共済組合のホームページで地域データを入力したフィアルも掲示するという。また、より詳細なシミュレーションが行えるソフトも来年、開発する予定。
(関連記事)
・【衆議院選挙】米の直接支払い制度維持-日本共産党の農業公約(17.10.10)
・【衆議院選挙】米の需給調整 全国組織推進支援-自民党農業公約(17.10.10)
・【衆議院選挙】成長産業化を強調-公明党農業公約(17.10.10)
・第31回 「JAにおける業務用野菜ビジネスへの挑戦」(17.10.07)
・(119)自給率の低下に国は手を打つ気があるのか?(17.09.10)
・2兆6525億円を概算要求-30年度農林水産予算(17.08.31)
重要な記事
最新の記事
-
第21回イタリア外国人記者協会グルメグループ(Gruppo del Gusto)賞授賞式【イタリア通信】2025年7月19日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「政見放送の中に溢れる排外主義の空恐ろしさ」2025年7月18日
-
【特殊報】クビアカツヤカミキリ 県内で初めて確認 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年7月18日
-
『令和の米騒動』とその狙い 一般財団法人食料安全保障推進財団専務理事 久保田治己氏2025年7月18日
-
主食用10万ha増 過去5年で最大に 飼料用米は半減 水田作付意向6月末2025年7月18日
-
全農 備蓄米の出荷済数量84% 7月17日現在2025年7月18日
-
令和6年度JA共済優績LA 総合優績・特別・通算の表彰対象者 JA共済連2025年7月18日
-
「農山漁村」インパクト創出ソリューション選定 マッチング希望の自治体を募集 農水省2025年7月18日
-
(444)農業機械の「スマホ化」が引き起こす懸念【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月18日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲害虫の防ぎ方「育苗箱処理と兼ねて」2025年7月18日
-
最新農機と実演を一堂に 農機展「パワフルアグリフェア」開催 JAグループ栃木2025年7月18日
-
倉敷アイビースクエアとコラボ ビアガーデンで県産夏野菜と桃太郎トマトのフェア JA全農おかやま2025年7月18日
-
「田んぼのがっこう」2025年度おむすびレンジャー茨城町会場を開催 いばらきコープとJA全農いばらき2025年7月18日
-
全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を目指す 大分県推進協議会が総会 JA全農おおいた2025年7月18日
-
新潟市内の小学校と保育園でスイカの食育出前授業 JA新潟かがやきなど2025年7月18日
-
令和7年度「愛情福島」夏秋青果物販売対策会議を開催 JA全農福島2025年7月18日
-
「国産ももフェア」全農直営飲食店舗で18日から開催 JA全農2025年7月18日
-
果樹営農指導担当者情報交換会を開催 三重県園芸振興協会2025年7月18日