オオバのシソサビダニとモザイク病「防除マニュアル」公開2018年5月29日
農研機構を中心とする研究グループは,オオバ(青じそ)のウイルス病であるモザイク病と媒介虫シソサビダニの被害を抑える総合防除体系を確立しマニュアルをつくった。5月29日発表した。
シソサビダニが媒介するシソモザイクウイルスはオオバにモザイク病を引き起こし大きな被害をもたらしている。マニュアルは「防除マニュアル」と「検出マニュアル」の2部構成。
マニュアルに沿って防除すると、モザイク病の発生を慣行の方法に比べ9割以上抑制でき、防除コストを考えても増益になる。「検出マニュアル」は、肉眼で識別できないウイルスとサビダニの検出技術を紹介している。
電子版マニュアルはオオバのシソサビダニおよびシソモザイク病「防除マニュアル」からダウンロードできる。
(関連記事)
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・輸出相手国の残留農薬基準に対応した防除マニュアル公表 農水省(16.11.02)
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