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コラム:消費者の目

【花ちゃん】

2014.10.08 
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 土曜日の午後に都内で用事がある日には、早めに上野に出て昼食を食べることにしています。駅ナカのレストランは、お昼前というのに長蛇の列ができているので、駅を出てファストフードで済ませるのが常です。ファストフードといってもハンバーガーの類ではなく、牛丼や立ち食いソバなど和食系を選んでしまいます。

 特に牛丼はスピード、味、価格と三拍子そろっていて、とても気に入っています。店に入って注文して牛丼が出てくるまでに30秒。食べ終わるまでにかかる時間は5分。隣の人と肩がぶつからないよう少し身体を斜めにする必要がありますが、おいしくて満足しています。最後に支払う金額は300円。

◇   ◇

 お腹が一杯になったところで喫茶店にコーヒーを飲みに行きます。喫茶店ではコーヒーに400円支払うので、牛丼と比べると何となく高いような気がしますが、半径2メートルは他人が入ってこないプライベート空間が確保できて、1時間ほどゆっくりできるので、仕事をしたり本を読んだり、好きなことをやっています。

◇   ◇

 牛丼とコーヒーだけでなく、あらゆる商品にとってどのように提供するかが重要です。
 昼食は牛丼で済ましてコーヒーを飲みながらゆったり過ごすという選択は、私自身の価値観とリンクしています。並んでもゆっくりと食べることに価値を感じる人もいるでしょう。
 しかし、世の中のすべての人の価値観を同時に満足させることはできません。八方美人にならず的を絞ることが重要です。

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