【コラム・消費者の目】カーシェアリング体験2017年7月3日
カーシェアリングは、あらかじめ登録を行ったメンバー間で自動車を共同使用するシステムです。スイスが発祥の地と言われています。最近、このカーシェアリングをよく目にするようになりました。最寄り駅から職場へ歩いていると、10台ほどの規模のコインパーキングがいくつもあります。そのうちの2~3台分がカーシェアリング専用のステーションです。「カーシェアリング専用」という看板が立っているので一目でそれと分かります。
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自動車税、保険料、車検代に加えて、都内では駐車場代を払うのは大変ですし、公共交通機関があればマイカーを持つ必要はないかもしれません。しかし、急に具合が悪くなった家族を病院に連れていく時、重い荷物を運ぶ時など、ちょっと自動車を使いたい時に使った時間分の利用料金を払うことで、マイカー感覚で利用することができるのは魅力です。
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私も早速使ってみました。インターネットで予約を入れ、時間になったらステーションに行って、予約した車を探します。登録カードを車の窓にかざすとドアのロックが開き、乗り込むと音声が次にやるべきことを説明してくれます。鍵を取り出し、エンジンをかけ、駐車券を入れて無事に駐車場から出ることができました。音声の指示に従って操作すれば何の問題もありませんでした。
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カーシェアリングは、30年ほど前に日本でも営業がスタートしましたが、長らく普及しませんでした。しかし、ICカードの技術やインターネットの普及で多くの拠点を無人管理できるようになり、また駐車スペースが比較的確保しやすくなったことも追い風になっています。アイデアとテクノロジーが上手くかみ合ったことで今後、一段と普及するような予感がします。
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