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【リレー談話室・JAの現場から】農協の活動はSDGs2018年10月5日

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【小林光浩・JA十和田おいらせ代表理事専務】

◆ユネスコ世界遺産に

 農協の「協同組合による社会づくり」は、農業所得の増加・地域農業振興・地域社会貢献など、世界的にも高い評価を得ている。その具体例が「2016年11月30日の、協同組合の世界遺産への登録」です。正式には「協同組合において共通の利益を形にするという思想と実践をユネスコ無形文化遺産への登録」である。

 

◆価値高まる相互扶助

 現代の世界は、多国籍大企業が自由競争の名の下で世界経済を支配する時代である。その結果、最大の弊害となっているのは経済格差の拡大、貧困の拡大、都市と農村・中央と地方の格差拡大、地方・農村の崩壊、福祉の縮小・切り捨てなどの社会問題である。
 これに対して、相互扶助の助け合いの協同組合事業が果たす役割が今後も益々重要となっている。
 いま国際社会の話題は地球環境を守り持続可能な開発を進めることである。これが2015年の9月の国連サミットで話し合われて「持続可能な開発目標(SDGs・エスディージーズ)」を決定し、2015年から2030年までの世界目標とした。

 

◆17の共通目標設定

 このSDGsは国際社会共通の17の目標と169のターゲット(具体的目標)でできている。17目標は次の通りである。(1)貧困をなくそう、(2)飢餓をゼロに、(3)全ての人に保険と福祉を、(4)質の高い教育をみんなに、(5)ジェンダー(社会的・心理的性別)の平等(男女の平等)を実現しよう、(6)安全な水とトイレを世界中に、(7)エネルギーをみんなに・そしてクリーンに、(8)働きがいも・経済成長も、(9)産業と技術革新の基盤をつくろう、(10)人や国の不平等をなくそう、(11)住み続けられるまちづくりを、(12)つくる責任・つかう責任、(13)気候変動に具体的な対策を、(14)海の豊かさを守ろう、(15)陸の豊かさを守ろう、(16)平和と公正を全ての人に、(17)パートナーシップ(協力関係・共同・提携)で目標を達成しよう、である。

 

◆SDGsを意識して

 特に17番目のパートナーシップは、英語の意味では「複数の個人または法人が共同で出資し、共同で事業を営む組織」のことである。まさに協同組合で目標を達成しようとのということである。
 われらの農協も、農業所得向上と地域社会貢献とともに、このSDGsを意識した活動に取り組み、国際社会への貢献を目指す時代に来ている。

 

(その他のリレー談話室の記事)
「ブラックアウトの教訓」大災害への備え急げ【高橋勇・浜中町農業協同組合参事】(18.10.04)
命を守る協同組合運動【JCA客員研究員 伊藤 澄一】(18.09.15)
生乳の南北戦争【高橋勇・浜中町農業協同組合参事】(18.09.03)
20歳と農協そして准組合員【JA東京中央経営企画課課長 荒川博孝】(18.07.23)
超高齢社会の地域包括ケア【JCA客員研究員 伊藤 澄一】(18.07.16)

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