年賀状に込められた願い【消費者の目・花ちゃん】2021年1月5日
年末年始の帰省のタイミングがコロナの第3波と重なってしまいました。市場調査会社であるネオマーケティングが実施した「年末年始の帰省」に関する調査によると、6割を超える人が帰省するのをやめると回答。理由は「コロナで帰って来るなと田舎の家族に言われた」、「高齢の両親がいるので」、「実家の近所の目が厳しく、帰れない」、「時期をずらして帰る」など。コロナ禍で、多くの人が帰省を我慢したのですね。
一方で、東京台東区の印刷会社では、年賀状印刷の注文が去年の同時期と比べて1.5倍に増えたそうです。企業が出す年賀状は減ったため、総数は前年比で減少したにもかかわらず、なぜ年賀状印刷の注文が増えたのでしょうか? コロナ禍で疎遠になりがちな人が増え、改めて年賀状の価値が見直されたのかもしれないと印刷会社の社長さんはコメントしています。
早く新型コロナウイルスの感染が終息して、行きたいところに行って、会いたい人に会えるようになって欲しいと心から願っています。いただいた年賀状1枚1枚からは、コロナ禍の終息を願う気持ちがひしひしと感じられました。文字には不思議な力があると言います。年賀状に込められた願いが人々の行動変容を生み、コロナ禍に打ち勝てるのではないかと期待しています。
ここ数年は、初詣は車で筑波山神社に行くことにしています。今年はどうするか迷いましたが、駐車場からの富士山と関東平野の眺めがどうしても見たくて出かけました。分散参拝の呼びかけのおかげか、例年よりも境内は空いていて、ゆっくりお参りすることができました。古い破魔矢を納め、新しい破魔矢を授与していただきました。2021年が皆様にとって幸多い年になりますように。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日