農村における多様な就農形態の実現に向けて―若手就農女性と家族、仲間、地域とのかかわりから―【JCA週報】2021年7月12日
「JCA週報」は、日本協同組合連携機構(JCA)(会長 中家徹JA全中代表理事会長)が、各都道府県での協同組合間連携の事例や連携・SDGsの勉強会などの内容、そして協同組合研究誌「にじ」に掲載された内容紹介や抜粋などの情報を、協同組合について考える資料として発信するコーナーです。
今回は、JCA研究レポートNo.28「農村における多様な就農形態の実現に向けて―若手就農女性と家族、仲間、地域とのかかわりから―」です。
JCA研究レポート No.28
農村における多様な就農形態の実現に向けて―若手就農女性と家族、仲間、地域とのかかわりから―
信州大学 学術研究院(農学系) 助教 小林みずき
小林みずき氏
農業において人材の確保が課題となるなか、活躍が期待される若手就農女性たち。
実際に次世代の農業を担う女性たちはどのような課題を抱えているのだろうか。本稿では長野県内で農業を行う若手女性2名から、農業経営との向き合いかた、就農時に感じたこと、仲間たちとの活動や世代間交流の様子について伺った。
彼女たちの話から、「農業女子」が抱える問題を明らかにし、今、必要とされる若手就農女性への支援について検討を行う。
《キーワード》
●農家女性のキャリアとワークライフバランス
●二極化する「農業女子」
●仲間づくりを通じた主体的な学習機会への参画プロセス
麓ファームスタッフ集合写真:齋藤志穂さん提供
《JCA研究レポート》
JCAでは、JCAに所属する研究員・客員研究員や、当機構が運営する各研究会が実施した、協同組合の理論や法制度、くらし・仕事・地域・農林水産業など、幅広いテーマにわたる調査・研究の成果をウェブ上にて「JCA研究レポート」として発信しております。
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