浮世を避けて新米楽しむ【消費者の目・花ちゃん】2021年10月9日
新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言とまん延防止等重点措置は、9月30日の期限をもって全て解除されました。一息付けるかと思いきや、「値上げの秋」が待っていました。政府は輸入小麦の製粉会社などへの売り渡し価格を10月から19%引き上げました。背景には輸入小麦の主要産地であるアメリカ北部やカナダ南部の高温や乾燥の影響で生産量が減少したこと、新型コロナの影響で船舶での輸送費用が高騰していることがあります。
コロナ禍で外出の自粛が求められる中、食パンや食卓ロールなどの食事系のパンの売れ行きが伸びたのですが、小麦粉の値上げがパンの価格に転嫁されると、家計を直撃しそうです。加えてパン食につきもののマーガリンやコーヒーも値上がりしていて、これらの値上げの背景にも天候不順や世界的な需要増があると言います。長い巣ごもり生活で精神的に疲れているところに値上げが重なると本当にきついです。
そんな中、新米の価格は昨年よりも若干安いそうです。糖質制限とかで普段は米食もパン食も控えている妻が新米を買ってきて、炊き上がったところを自慢げに見せてくれました。一粒一粒がピカピカ輝いていて、本当にきれいでした。口に入れるとほんのり甘くて、やっぱり日本人で良かったと思える瞬間でした。やっぱり、新米のおいしさは格別です。
通販大手のアマゾンで「お米」と入力して検索すると、実にたくさんの商品が出てきます。私は、商品を買った人が感想を書き込むカスタマーレビューを参考にしています。5㌔のブランド米が売れ筋のようですが、目を引いたのは、5種類のブランド米を2合ずつ真空パックにした商品でした。お米も様々な味を楽しむ時代になりつつあります。(花ちゃん)
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