マラソンで『気づき』【消費者の目・花ちゃん】2022年11月12日
オミクロン株の重症化リスクがそれほど高くないことを背景に、政府は行動制限を行わず、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図る方針としました。これまで自粛の方向だったイベントも徐々に実施されるようになり、人数制限なども緩和されるようになってきました。
私の好きなマラソン大会も徐々に解禁され、先日は楽しみにしていたTokyoレガシーハーフマラソンに出場しました。
国立競技場をスタートし、東京都内を巡りながら日本橋で折り返し、国立競技場でゴールするというもので、東京オリンピックで使用された国立競技場を活用した大会です。
大会名は、東京オリンピックの遺産(レガシー)を活用する意図でつけられたものなのではないでしょうか。実際に世界のアスリートたちが走った場所を走ると思うとやる気が湧いてきました。若者にとっては世界を目指そうというきっかけになるかもしれません。
さて、その大会でスタートを待っていた時のこと、一人のランナーに付き添う女性が目に留まりました。その女性は普段着姿で足元はパンプスでした。どういうことなのだろうと思っていたら、大会ボランティアの方が拡声器で説明するスタート前の注意事項を、聴覚障がい者のランナーに手話で伝え始めました。しかも、非常ににこやかに。
多くのマラソン大会で視覚障がい者とその伴走者は見かけたことがあったのですが、聴覚障がい者のランナーは意識したことがありませんでした。聴覚障がい者は、その見た目では障がいがあることが分かりにくいものです。彼らにとって音声での誘導が聞き取れないのだと初めて気が付き、ハッとしました。
誰もがやりたいことを自由に楽しむことができるよう何かやってみたくなりました。
(花ちゃん)
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