[26]「朱鷺と暮らす郷」米
【JA佐渡・新潟県】
世界農業遺産(GIAHS)「トキと共生する佐渡の里山」のある佐渡島では、JA佐渡、佐渡市など関係組織・機関が一体となってトキを育む生物多様性・環境保全型農業の確立に取り組んでいる。
生き物育む農法で
そのため米づくりは、農薬・化学肥料の使用を慣行の5割以上削減して、トキのえさになるタニシやドジョウの住むような水田にするため、冬期灌水、魚道の設置などを進めている。
「朱鷺と暮らす郷」は、こうした生き物を育む農法を取り入れ、年2回の生き物調査実施、エコファーマーの認定を受けていることなど、厳しい基準をクリアした栽培者の米に限られ、市が認証する。2008年スタートした。米はコシヒカリで5kgと2kg入りがある。問い合わせはJA佐渡営農事業部(TEL:0259-63-3101)まで。
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