【JA人事】JA越後中央 高橋七郎氏が新会長2014年5月9日
JA越後中央(新潟)は4月20日に第16回通常総代会を開き、役員の改選を行った。吉田博之会長が退任し、新たに高橋七郎氏が会長に選任された。山際利司理事長は再任された(主な役員のみ掲載。敬称略)。
▽経営管理委員会会長 高橋七郎(=写真右)
▽代表理事理事長 山際利司(再任)
▽代表理事専務 若林強(再任)
▽常務理事 川島敏和(再任)
▽常務理事 津端康尚(再任)
▽代表監事 竹野三則
▽常勤監事 佐藤繁幸
【新組合長略歴】
たかはし・しちろう
昭和25年9月20日生まれ
昭和63年中之口農協理事、平成14年JA越後中央代表監事、17年理事、新潟市西農業委員会委員、23年JA越後中央経営管理委員
【組合長就任にあたって】
青田を渡る風もさわやかな今日この頃。
この度の第16回通常総代会において、吉田博之会長の後任として、経営管理委員会会長を拝命いたしました。内外共に大きな変革の中で、組合員の皆さまから大きな責任を任されたものと身の引き締まる思いです。何分にも浅学非才であり、どこまで力が及ぶかわかりませんが、使命感を持った業務遂行を肝に銘じ、精一杯職務を務めてまいりたいと考えおりますので、よろしくお願い申し上げます。
政府が国益を守ると参加を表明したTPPに関して、米国は例外なき関税撤廃の原則を譲らず、わが国との2国間協議は平行線が続いており、依然として情勢は不透明な部分が多い状況です。アメリカ主導で、市場原理主義のTPPは、各分野で日本の姿そのものを大きく変えてしまうものであり、とくに農業に壊滅的な影響を与えることになるは明白です。
引き続き、JAグループは一枚岩となって断固反対を訴えてまいります。
また、安倍政権における成長戦略の目玉で、大幅な規制緩和を目指す国家戦略特区では、農業分野において新潟市が指定されており、その動向が注目されています。しかし、この国家戦略特区の狙いは、外資を呼び込むための徹底した規制緩和であり、「岩盤規制改革」の名のもとに、我が国が築いてきた農業、医療、労働、教育などの社会的共通資本や安全網を破壊する恐れがあることから、生産現場から遊離し、農業・農村の実態を無視した規制改革路線に警戒を強める必要があります。
このように、農業を取り巻く情勢は、予断を許さない憂慮すべき状況が続いておりますが、行政や地域との連携を密にしながら、組合員の皆さまの付託にこたえられるよう役職員一同が結集して、事業を進めてまいりますので、一層のご支援ご協力をお願い申し上げまして、就任の挨拶とさせていただきます。
(JA広報誌「越のかがやき」No.196より)
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(1)養豚農家に寄り添い疾病を防ぐ クリニック北日本分室 菅沼彰大さん2025年9月16日
-
【石破首相退陣に思う】戦後80年の歴史認識 最後に示せ 社民党党首 福島みずほ参議院議員2025年9月16日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(6)2025年9月16日
-
国のプロパガンダで新米のスポット取引価格が反落?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年9月16日
-
准組合員問題にどう向き合うか 11月15日に農協研究会開催 参加者を募集2025年9月16日
-
ファミリーマートと共同開発「メイトー×ニッポンエール 大分産和梨」新発売 JA全農2025年9月16日
-
「JA共済アプリ」が国際的デザイン賞「Red Dot Design Award2025」受賞 国内の共済団体・保険会社として初 JA共済連2025年9月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」北海道訓子府町で じゃがいもの新品種「ゆめいころ」を収穫 JAタウン2025年9月16日
-
山形県産「シャインマスカット」品評会出品商品を数量限定で予約販売 JAタウン2025年9月16日
-
公式キャラ「トゥンクトゥンク」が大阪万博「ミャクミャク」と初コラボ商品 国際園芸博覧会協会2025年9月16日
-
世界初 土壌団粒単位の微生物シングルセルゲノム解析に成功 農研機構2025年9月16日
-
「令和7年8月6日からの低気圧と前線による大雨に伴う災害」農業経営収入保険の支払い期限を延長(適用地域追加)NOSAI全国連2025年9月16日
-
農薬出荷数量は1.3%増、農薬出荷金額は3.8%増 2025年農薬年度7月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年9月16日
-
林業の人手不足と腰痛課題解消へ 香川西部森林組合がアシストスーツを導入 イノフィス2025年9月16日
-
農業支援でネイチャーポジティブ サステナブルの成長領域を学ぶウェビナー開催2025年9月16日
-
生活協同組合ユーコープの宅配で無印良品の商品を供給開始 良品計画2025年9月16日
-
九州・沖縄の酪農の魅力を体感「らくのうマルシェ2025」博多で開催2025年9月16日
-
「アフガニスタン地震緊急支援募金」全店舗と宅配サービスで実施 コープデリ2025年9月16日
-
小学生がトラクタ遠隔操縦を体験 北大と共同でスマート農業体験イベント開催へ クボタ2025年9月16日
-
不在時のオートロックも玄関前まで配達「スマート置き配」開始 パルシステム千葉2025年9月16日