【新組合長に聞く】JA肝付吾平町(鹿児島)畠添組合長「未合併JAの強み生かし対話重ねて農業振興を」2023年6月22日
今年新たに就任したJAの組合長に、直面する課題や今後の抱負について聞く「新組合長に聞く」。今年5月に選任されたJA肝付吾平町(鹿児島県)の畠添洋平組合長に聞いた。
JA肝付吾平町
畠添洋平組合長
畠添組合長は、JAが直面する課題について「人口減少に伴う農家の高齢化や、肥料や飼料など資材価格の高騰、子牛価格の下落と課題が多くあります。いかに農家に寄り添って農業振興を進め、組合員の負託に応えていくかが重要です」と話した。
そのうえで今後の取り組みとして、「まずは組合員の付託に応えるために職員の人材確保に力を入れます。組織は人なりといいます。いろいろな資格を取得し、地域を回りながら対話を重ねて組合員の声に応えたいと考えています」と述べた。
今年創立75年を迎える同JAについて、畠添組合長は「未合併で鹿児島県内では一番小さいJAですが、小回りが効き、役職員の顔が見える組織という強みもあります。園芸関係ではピーマンが伸びて今年度は4人が新規就農する予定です。信頼される元気なJAを役職員とともにつくっていきたいと考えています」と抱負を語った。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(163)-食料・農業・農村基本計画(5)-2025年10月11日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(80)【防除学習帖】第319回2025年10月11日
-
農薬の正しい使い方(53)【今さら聞けない営農情報】第319回2025年10月11日
-
食料自給率 4年連続38%で足踏み 主食用米消費増も小麦生産減 24年度2025年10月10日
-
【特殊報】トマト立枯病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内の園芸作物で初めて確認 高知県2025年10月10日
-
【特殊報】スイカ退緑えそ病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【特殊報】ショウガ褐色しみ病 県内で初めて確認 和歌山県2025年10月10日
-
【注意報】チュウゴクアミガサハゴロモ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年10月10日
-
26%が米「買い控え」 米価上昇が家計に影響 住友生命「台所事情」アンケート2025年10月10日
-
コシヒカリ3万3000円に JA常総ひかりが概算金改定 集荷競争激化受け2025年10月10日
-
大豆の吸実性カメムシ類 甲信、東海、北九州一部地域で多発 病害虫発生予報第8号 農水省2025年10月10日
-
(456)「遅さ」の価値【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月10日
-
「いちご新規就農者研修事業」2026年度研修生、若干名を追加募集 JA全農岐阜2025年10月10日
-
10月23日に生活事業総合展示会 贈答品や暮らしを豊かにする事業を提案 JA全農いばらき2025年10月10日
-
本日10日は魚の日 岡山県産「冷凍かき」など90商品を特別価格で販売 JAタウン2025年10月10日
-
収穫が遅れた完熟の「黄かぼす 食べて応援企画」実施中 JAタウン2025年10月10日
-
国消国産の日 一斉行動日イベント「国消国産×防災」開催 JA全中2025年10月10日
-
「日産ビオパーク西本郷」と「小野田工場ビオトープ」が環境省「自然共生サイト」に認定 日産化学2025年10月10日
-
「えひめ・まつやま産業まつり-すごいもの博 2025-」に出展 井関農機2025年10月10日