リスク管理債権0.2ポイント減の1.0%-農協系統金融機関2019年9月25日
農林水産省は9月20日、平成30事業年度末の農協系統金融機関のリスク管理債権比率などを公表した。
30事業年度末の貸出金総額は47兆9760億円で、このうちリスク管理債権は4620億円と対前年比で350億円減少した。リスク管理債権比率は0.2ポイント減の1.0%となった。
系統金融機関別のリスク管理債権は、農協が3580億円(リスク管理債権比率1.6%)、信連が640億円(同0.8%)、農林中金が400億円(同0.2%)となっている。
リスク債権比率は全国銀行で1.1%、信金・信組が3.7%となっており、農協系統金融機関のほうが低くなっている。19事業年度末には3.4%だったが、25事業年度末には1.9%まで減少、その後も毎年減少している。
リスク管理債権とは、貸出金のうち元本または利息の遅延が継続しているなど、一定の条件に該当するもので農協法、農林中央金庫法に基づき開示が義務づけられている。
また、金融再生法開示債権の額は4670億円だった。前年度比340億円減少。比率は0.2ポイントの減の1.0%となった。金融再生法開示債権とは、貸出金や貸出金に準じる債権のうち、経営破たんに陥っている債務者に対するもの等、一定の条件に該当するもの。
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