6次産業化事業体への出資を同意決定 AーFIVE2020年2月12日
(株)農林漁業成長産業化支援機構(AーFIVE)は、法律に基づく官民連携のファンドとして、6次産業化事業体(※1)の支援に取り組んでいる。
AーFIVEは2月10日、サブファンドによる6次産業化事業体への出資に関して、「Farm plus(株)」、「(株)丹波農商」への出資に対する同意決定をしたと発表した。
これにより、AーFIVEが同意決定した6次産業化事業体は、今回決定した2件を含め合計で132件となった。
2月に出資決定した「6次産業化事業体」は次のとおり。
【事業体の名称】
Farm plus(株)
▽所在地 千葉県旭市
◆サブファンド(※2)・A-FIVE
▽名称 ちば農林漁業6次産業化投資事業有限責任組合
▽出資決定金額(※3)
5000万円
◆事業内容
千葉県・茨城県で養豚場を経営する養豚業者が地域の養豚業の継続発展を目的に、地域で生産される豚肉を活用して、食肉加工品を製造・販売することで、付加価値向上を目指す事業。
◆政策的意義
○農畜産物の付加価値向上
○地域の活性化
○連携による販路拡大
【事業体の名称】
(株)丹波農商
▽所在地 兵庫県丹波市
◆サブファンド(※2)・A-FIVE
▽名称 きょうと農林漁業成長支援ファンド投資事業有限責任組合
▽出資決定金額(※3)
1000万円
◆事業内容
兵庫県丹波市の農業者が、地元ブランド牛(但馬牛)の需要の高まりに対応するために、繁殖・肥育事業に参入することにより安定供給を図り、また、自ら生産した農産物の加工を行うことにより、地域農畜産物の付加価値向上を目指す事業。
◆政策的意義
○農畜産物の付加価値向上
○地域の活性化
○地域の雇用拡大
(※1)「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律」第5条1項の規定に基づく「総合化事業計画」の認定を受けた事業体。
(※2)「株式会社農林漁業成長産業化支援機構法」に基づき、機構が地域金融機関等と組成。機構が50%を出資。
(※3)出資決定額は小数点第2位以下は切り捨て。
重要な記事
最新の記事
-
令和7年秋の叙勲 西沢耕一元JA石川県中央会会長ら93人が受章(農協関係)2025年11月3日 -
シンとんぼ(166)食料・農業・農村基本計画(8)農業の技術進歩が鈍化2025年11月1日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(83)テトラゾリルオキシム【防除学習帖】第322回2025年11月1日 -
農薬の正しい使い方(56)細菌病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第322回2025年11月1日 -
酪農危機の打破に挑む 酪農家存続なくして酪農協なし 【広島県酪農協レポート・1】2025年10月31日 -
国産飼料でコスト削減 TMRと耕畜連携で 【広島県酪農協レポート・2】2025年10月31日 -
【北海道酪肉近大詰め】440万トンも基盤維持に課題、道東で相次ぐ工場増設2025年10月31日 -
米の1等比率は77.0% 9月30日現在2025年10月31日 -
2025肥料年度春肥 高度化成は4.3%値上げ2025年10月31日 -
クマ対策で機動隊派遣 自治体への財政支援など政府に申し入れ 自民PT2025年10月31日 -
(459)断食:修行から管理とビジネスへ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月31日 -
石川佳純が国産食材使用の手作り弁当を披露 ランチ会で全農職員と交流2025年10月31日 -
秋の果実王 旬の柿を堪能 福岡県産「太秋・富有柿フェア」開催 JA全農2025年10月31日 -
「和歌山県産みかんフェア」全農直営飲食店舗で開催 JA全農2025年10月31日 -
カゴメ、旭化成とコラボ「秋はスープで野菜をとろう!Xキャンペーン」実施 JA全農2025年10月31日 -
食べて知って東北応援「東北六県絆米セット」プレゼント JAタウン2025年10月31日 -
11月28、29日に農機フェアを開催 実演・特価品販売コーナーを新設 JAグループ岡山2025年10月31日 -
組合員・利用者に安心と満足の提供を 共済事務インストラクター全国交流集会を開催 JA共済連2025年10月31日 -
JA全農と共同開発 オリジナル製菓・製パン用米粉「笑みたわわ」新発売 富澤商店2025年10月31日 -
【スマート農業の風】(20)GAP管理や農家の出荷管理も絡めて活用2025年10月31日


































