日本の酪農を応援 消費拡大へ牛乳を無料配布 JA共済マルシェ2022年4月26日
JA共済連は4月22日、東京・千代田区のJA共済ビルで「JA共済マルシェ」を開いた。20回目となる今回は「色とりどりの春野菜と果物」 「日本の酪農を応援しよう!」をテーマに開催。来場した263人に日本の酪農を応援するため、牛乳消費拡大に向けたチラシと牛乳を無料で配布した。
東京・平河町のJA共済ビルで開かれたマルシェの様子
このマルシェは、食と農を基軸に活動するJAグループの一員としてのJA共済連を認識してもらうとともに、国産農産物の魅力をPRするため、2016(平成28)年から開催。今回は、鮮やかな春野菜として、「アスパラガス」や「フルーツトマト」に、神奈川県の色とりどりの大根やニンジン、果物では長崎県の「びわ」や茨城県の「アンデスメロン」などを販売した。また、コロナ禍で牛乳消費が伸び悩んでいることから、日本の酪農を応援するため、JA全農が開発した「全農カフェオレ」や、静岡県の丹那牛乳を使った「バームクーヘン」、熊本県JA阿蘇の「ジャージ牛乳塩バタージャム」などを販売した。
来場者に牛乳を渡す職員
この日の来場者で、JA共済マルシェの常連という近所に住む女性は、スタッフからチラシを受け取ると「牛乳が余っていることを知った。大型連休に入り、子どもたちの給食もなくなる時期。うちにも小学生がいるが、子どもたちの普段買いのドリンクを牛乳に変えて消費を応援したい」とコメント。また、職場が近いという女性は「色とりどりの野菜や果物がたくさんが並んでいて、改めて春だなぁと感じた。フルーツをたくさん買ったので、後で美味しい食べ方をインターネットで調べてみます」と話していた。
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