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米スタートアップ投資ファンド「E12 Venture Capital Fund I, L.P.」へ出資 農林中金2023年12月20日

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農林中央金庫は、三井物産、日東電工、三菱鉛筆と、投資事業会社のE12 Venture Capital, LLC(E12 Ventures)が組成した米国のスタートアップ投資ファンド「E12 Venture Capital Fund I, L.P.(E12 Fund I」)」に計1億500万米ドル(約150億円)を出資。E12 Fund I は、2022年11月に組成・運営開始し、今年11月に募集を完了した。

E12 Venturesは、三井物産100%子会社のベンチャー投資会社である Mitsui & Co. Global Investment Inc.(MGI)および、2010年設立以降複数のファンド運営を通じてシードステージのスタートアップへの優良な投資実績を有する米国ベンチャーキャピタル Morado Ventures, LLC(Morado)が共同で運営する。三井物産の様々な分野における産業知見と、Moradoの強みであるAI/テクノロジー分野での投資知見を活用し、主に米国でのスタートアップ投資による投資収益の最大化を目指す。E12 Fund Iでは、クライメートテック、アグリ/フードテック、デジタルヘルスやフィンテックなど幅広い領域に着目し、世界が直面する重要課題解決に取り組むアーリーステージのスタートアップを投資対象とする。

今回出資参画した4社は、E12 Venturesの支援のもと、米国への人材派遣を通じて各社の注力領
域におけるスタートアップへの出資・協業機会の発掘を目指す。

農林中金は、農林水産業の持続的な発展と脱炭素社会への貢献を目指し、食農、金融、サステナビリティ分野の事業開発に資するスタートアップを発掘する。

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