イチゴ新品種「とちあいか」などで"新生栃木"をアピール JA共済マルシェ2025年3月13日
JA共済連は3月13日、東京千代田区のJA共済ビルで「JA共済マルシェ」を開いた。第40回となった今回は“たちつてとちぎの農産物フェア”として、イチゴを中心に栃木県の農産物を販売した。「農福連携」の取り組みとして関係団体のリハビリテーションセンターの商品も紹介した。来場者数は341人で、午前12時36分に完売した。
「とちあいか」などをアピール
マルシェはJA共済ビルのある千代田区平河町近隣の住民やオフィス利用者などを対象に、全国各地の旬の国産食材の魅力やおいしさを伝えている。栃木県からはイチゴやニラ、春菊などの農産物や加工品を紹介した。
「とちまる君」も参加
会場の外では初めて、キッチンカーが同県のイチゴを使ったデザートを販売した。栃木県のキャラクター「とちまる君」も参加し参加者との記念撮影に応じたり、会場入り口で呼び込みも行った。
キッチンカーでのデザート販売は初
午前11時30分の開場を待ちきれず、早くから多くの人が並んだ。一番の人気はイチゴ。「とちあいか」「とちおとめ」「スカイベリー」が市場価格より大幅にリーズナブルな1パック350円(1人2パックまで)で提供された。イチゴと菓子、レタスの500円パックも人気だった。
JA栃木中央会の国府田厚志会長
「とちあいか」は計画が2年前倒しに
JA栃木中央会の国府田厚志会長も法被姿で接客にあたった。「フェアが大盛況で栃木の農産物などをPRできる。東京から2時間という近さを生かした"新生栃木"を打ち出す」と語った。イチゴでは今年、新しい品種の「とちあいか」が計画より2年前倒しで県内生産の80%を占めたという。各県の新品種も増えて競争も激しいが「とちあいか」は「収量が1.3倍で供給力は上回り、今まで以上に強みを発揮できる。まずは触れて、食べて欲しい」と語った。
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