物流施設「LOGI FLAG TECH 所沢Ⅰ」向け冷凍自動倉庫を納入 IHI2025年3月19日
IHI物流産業システムは、JA三井リース建物と霞ヶ関キャピタルが共同開発した物流施設「LOGI FLAG TECH所沢Ⅰ」に冷凍自動倉庫を納入した。同物件はJA三井リース建物と霞ヶ関キャピタルが企画・開発する第1号の冷凍自動倉庫備え付け物流施設で、オンライン上の手続きで冷凍荷物を預けることができるシェアリング冷凍自動倉庫となる。
LOGI FLAG TECH所沢Ⅰの外観
近年は、冷凍食品の消費量増加や既設倉庫の老朽化により新規の冷凍冷蔵倉庫のニーズが高まっている。また、2024年問題によるトラックドライバー不足や少子高齢化に伴う物流業界全体での人手不足に加え、冷凍温度帯での厳しい作業環境の改善が必要で、特に冷凍倉庫での自動化が喫緊の課題となっている。
納入した冷凍自動倉庫
IHI物流産業システムはこれまで50年以上にわたり、IHIグループの超低温技術を用いた冷凍自動倉庫に納入してきた。JA三井リース建物と霞ヶ関キャピタルは、冷凍食品の需要増加や2030年のフロン規制を見据え、冷凍自動倉庫の開発に注力。IHI物流産業システムの冷凍自動倉庫は今回、IHIの冷凍環境下におけるマテハン設備の豊富な実績と-25℃の低温環境にも安定して運用できる技術が評価された。納入した冷凍自動倉庫は,パレット型の立体自動倉庫で、4190パレットの保管が可能。パレットコンベヤも備え、庫内で冷凍荷物の自動入庫、搬送、保管、ピッキング、出庫が可能になり、入出庫作業の自動化や省人化につながる。
また、同設備は霞ヶ関キャピタルが展開する物流施設「LOGI FLAG」シリーズに導入された第1号の冷凍自動倉庫。同物件の入居テナントであるX NETWORK(クロスネットワーク)が同設備を活用し、季節要因等による荷主の需要変動に応じて短期間から長期間まで柔軟に、パレット単位で冷凍荷物の保管が可能となる冷凍保管サービスが提供される。
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日