「もしもFES渋谷2025」に防災教室ブース出展 巨大地震の疑似体験で備え呼びかけ JA共済連2025年9月9日
JA共済連は8月30、31日、東京・渋谷の代々木公園イベント広場で行われた「もしもFES渋谷2025」に、オリジナルの体験型防災・減災プログラム「ザブトン教授の防災教室」のブースを出展した。2日間で合計233人が来場し、巨大地震への日頃の備えの大切さを呼びかけた。
「地震ザブトン」で疑似体験する参加者
「もしもFES渋谷」は、こくみん共済coop(全国労働者共済生活協同組合連合会)などが主催する防災・減災の普及啓発イベントで、2022年にスタートした。家族や友人とともに参加できる体験型コンテンツを通じて、災害への備えや正しい防災知識を身につけてもらい、被害を減らすことを目的としている。
JA共済連は、巨大地震への備えの大切さを知ってもらう地域貢献活動の一環として、全国各地で「ザブトン教授の防災教室」を展開している。イス型の地震動体験装置「地震ザブトン」とVRゴーグルやモニターを用い、過去の巨大地震や今後想定される地震のリアルな揺れを疑似体験し、"自分ごと"として防災を考えるきっかけを提供している。今回は「令和6年能登半島地震」や「東日本大震災」に加え、「東海地震」「南海トラフ地震」など、計8種類の揺れを体験できるコンテンツを用意した。
体験後に備えの重要性を解説
体験者からは「シミュレーションでも恐ろしく、元日に発生したと思うと心が痛む。南海トラフの地震情報発表の際に対策を行ったが、改めて点検し直したい」(能登半島地震の揺れを体験した男性)、「『揺れている最中は何もできない』と聞いていたが、本当にその通りだった。南海トラフ地震は津波も予想され、普段から防災について考えておくことが重要と感じた」(南海トラフの揺れを体験した女性)といった声が寄せられた。
また、能登半島地震の揺れを体験した小学5年生の参加者は「防災学習で知識としては知っていたが、実際の揺れを体験すると怖くて動けない」と話し、父親も「頭を守る、机の下に隠れると習うが、実際に大きな揺れが起きた時に、きちんと行動することは難しい。家族とともに自宅の防災レベルを高めたい」と語った。
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