関西電力発行のトランジション・ボンドに投資 温室効果ガス削減を支援 JA共済連2025年10月24日
JA共済連は10月24日、関西電力が発行する「第577回無担保社債(特定社債間限定同順位特約付)(トランジション・ボンド)」に投資を行ったと発表した。同債券は、脱炭素社会の実現に向けた長期的な戦略に基づき、温室効果ガスの削減に資する取り組みを支援するために発行された。
同債券は、関西電力の「グリーン/トランジション・ファイナンス・フレームワーク」に基づく取り組み。同社グループは、持続的な成長と、SDGsなどグローバルな社会課題の解決を通じて社会の持続的な発展に貢献することを目的に、中期経営計画(2021~2025年度)を策定し、10のマテリアリティ(社会的・経済的に重要なテーマ)を特定している。
このうち、「ゼロカーボンに向けた取組推進」および「安全最優先でのレジリエントな事業基盤の強化」を目的として発行されたもの。JA共済連は、関西電力との協議を経て、資金使途を送配電設備の更新や安定供給に向けた送配電網のレジリエンス強化(主に無電柱化対応)とする同債券に投資を行った。
【詳細】
発行体:関西電力株式会社
名称:第577回無担保社債(特定社債間限定同順位特約付)(トランジション・ボンド)
償還期間:10年
発行額:250億円
JA共済連の投資額:100億円
発行日:2025年8月26日
資金使途:送配電(高経年化する送配電設備の更新や、安定供給に向けた送配電網のレジリエンス強化〈主に無電柱化対応〉)に関する新規投資およびリファイナンスに充当
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