10年後の主要穀物2強20%増 ブラジル農務省が予測2013年8月2日
ブラジル農務省はこのほど、2022/23年度(7月?翌年6月)までの主要農畜産物の生産予測を公表した。トウモロコシ、大豆、食肉、砂糖を中心に生産量の大幅な増加を見込んでいる。
2022/23年度の飼料穀物生産量は、トウモロコシが12/13年度に比べ20%増の9362万t、大豆は21.8%増の2058万tを見込む。また食肉は、鶏肉が46.4%増の2058万t、牛肉は同22.5%増の1094万t、豚肉は同20.6%増の429万tと予測している。さらに砂糖は同22.5%増の4451万tと大幅な増加を見込んでいる。
いずれも作付面積の増加見込みによるものだが、トウモロコシは過去10年の作付面積の増加率(15.3%)を約9ポイント下回る見込みだが、近年の品種改良などによる生産性向上が期待できるとしている。
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