砂糖の国産供給量増 農水省が需給見通し2013年6月25日
農水省は6月24日、平成24砂糖年度(24年10月1日?25年9月30日)7?9月期の砂糖・異性化糖の需給見通しを発表した。
同期の分蜜糖(サトウキビ、テンサイを原料とする上白糖、グラニュー糖など)の消費見通しは53万3000トン、含蜜糖(サトウキビを原料とする黒糖など)は4700トン、異性化糖(ブドウ糖と果糖の混合液糖)は22万800トンとなる見込み。
年度全体の消費量は、分蜜糖が201万トンで前年度に比べて1.9%増、含蜜糖が3万4000トンで同6.3%増、異性化糖が80万7000トンで同0.6%減となる見込み。
このうち国内産の供給量は、分蜜糖が同2.2%増の68万3000トン。含蜜糖は同33.3%増の8000トンの見込み。テンサイの作付が前年度に比べて1200ha減り、また、気候の影響などで糖度が平年を大幅に下回ったため産糖量が同1.6%減の55万6000トンと減ったが、サトウキビの収穫面積が同380ha増えたため、国産の供給量全体は前年度に比べて増加した。
(関連記事)
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