小麦作付面積1%増 他作物からの転換増える2014年10月10日
農水省は9月30日、平成26年産麦類(子実用)の作付面積、収穫量の調査結果を発表した。
全国の4麦(小麦、二条大麦、六条大麦、はだか麦)の作付面積は27万2700haで、前年に比べて3200ha(1%)増で、3年ぶりに前年を上回った。
地域別では北海道が12万5200haで同1400ha(1%)増と2年連続で前年比増、都府県が14万7500haで同1800ha(1%)増と3年ぶりに前年比増となった。北海道、東海、九州で他作物からの転換が多かった。
品種別では小麦が21万2600haで同2400ha(1%)増だった。
収穫量が発表されたのは都府県のみで、4麦の合計で46万3000tで、同5400t(1%)増えている。二条大麦、六条大麦は収穫期の降雨などの影響で、いずれも前年に比べて1割近く減ったが、小麦が作付面積が増えた影響などで29万9400tと同1万9600t(7%)増えた。
北海道を含めた全国のの収穫量は11月下旬に公表される予定。
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