愛知のNPO「だいずきっず」、コープこうべが農水大臣賞-食育活動2015年8月25日
農林水産省は第3回食と農林漁業の食育優良活動表彰受賞者を決定し8月20日に公表した。
同表彰は農林水産業への理解や食に対する感謝の念を醸成する食育活動に持続的に取り組み、優れた実績を挙げた農林漁業関係者などの功績を讃え、こうした取り組みの全国展開を促すのが狙いで今回で3回めとなる。
一般部門の農林水産大臣賞は愛知県高浜市の「特定非営利活動法人だいずきっず」が受賞した。同法人は高浜市内の小学校、特別支援学校等の親子を対象に、大豆の種まきから収穫、豆腐づくりまでの一連の過程を体験する「だいずプロジェクト」を平成18年から実施している。
23年にはNPO法人となり、明治用水や塩づくり施設、食品メーカー、にんじん農家などとも広く連携しており、年間延べ1600人が参加している。このプロジェクトを柱として郷土への愛着と理解を育む米や伝統野菜づくりなども行っている。
企業部門の農林水産大臣賞は生協の「コープこうべ」が受賞した。生産者と消費者の交流、酪農や漁業までの体験活動を実施していることや、年間1000回を超える料理会、学習会などに延べ7万人が参加していることなどが評価された。
消費・安全局長賞は一般部門で▽JA紀の里(和歌山県紀の川市)、▽ファームインさぎ山(埼玉県さいたま市)、▽なよろ食育推進ネットワーク(北海道名寄市)、企業部門で▽クリナップ株式会社(東京都荒川区)、▽農協観光北海道統括事業部(北海道札幌市)、▽株式会社マルイ(岡山県津山市)が選ばれた。
9月10日に表彰式と有識者による講演、農水大臣賞による講演などが行われる。場所:三菱総研(千代田区永田町・東急キャピトル4階、午後1時30分から4時)。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(159)-食料・農業・農村基本計画(1)-2025年9月13日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(76)【防除学習帖】第315回2025年9月13日
-
農薬の正しい使い方(49)【今さら聞けない営農情報】第315回2025年9月13日
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日