サタケが創業120周年 「持続可能な農業の実現」目指す2016年1月8日
(株)サタケ(本社:東広島市)は3月3日に創業120周年を迎えることを機に、新たな指針を表明した。
サタケは精米機、光選別機などから種子やGABAライス、マジックライスなどの食品まで、食の川上から川下に至る多くの製品・商品を提供している。
同社は1896年(明治29年)、佐竹利市氏が、日本初の動力式精米機を考案・生産したことに始まる。以来、最高の技術を追求して研究開発を続け、今日では日本はもとより、世界約150カ国でサタケ製の食品加工機械が使われている。
現在は、食の「安全・安心・美味・健康」をコンセプトに、食品加工機械のみならず、乾燥米飯やレトルト食品などの二次・三次加工食品の分野にも事業を拡大させている。
「お米の力で元気な人を創る」というコンセプトから米の機能性成分に着目し、無洗米GABAライスを開発。昨年10月、消費者庁に米として初めて、機能性表示食品として受理された。
同社はこれからについて、「持続可能な農業の実現」を目指し、「循環型農業や六次産業化」に積極的に取り組んでいく。
農家の高齢化が進み、農産物が世界的マーケットで流通する時代を迎えた今、同社は日本の農産物が継続的に生産・流通できるよう支援していくとともに、創業120周年を機に、世界の食文化にも貢献していく考え。
(写真)創業120周年記念ポスター
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