米粉セミナーを埼玉・川越で開催-国内産米粉促進ネットワーク2016年3月1日
NPO法人国内産米粉促進ネットワークは2月20日に埼玉県川越市で米粉活用セミナーを開いた。地元市民が熱心に料理教室などに参加していた。
川越市教育委員会と埼玉県の地元ガス会社の角栄ガス(株)、日本教育新聞社が後援した。
会場は伊勢原公民館で米粉食品の展示・試食会と講演会、米粉料理教室を開いた。
主催のNPO法人国内産米粉促進ネットワークの島田圭一郎理事長は、製粉技術の飛躍的な進歩で微細な米粉を実現し、今やあらゆる小麦粉製品を代替できるようになっていることに加え、「グルテンフリーが世界の流行語」になっていると米粉がアレルギー対応食品となることも指摘した。
また、主食用米の需要が減っていくなか「日本の水田を守るために国内産米粉を活用することが重要」と参加者に呼びかけた。
講演は農業生産法人(株)マイセンの牧野仙以知代表取締役社長が「人にやさしい安全・健康な米粉商品づくりへの挑戦」と題して行った。実家の農業を継ぎ微生物農法と玄米食関連商品の開発に始まる健康な食づくりの大切さを強調した。料理教室ではフライパンで作る米粉アップルケーキや米粉100%ニョッキ、米粉の鶏唐揚げを作った。
国内産米粉促進ネットワーク(CAP.net キャップネット)は微細米粉の普及、米粉産業の発展を目的に08年に任意団体としてスタート。09年には特定非営利活動法人として認定され、13年からは全国米粉料理コンテストも開催している。
(写真)米粉100%の料理づくりを体験した
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