提携50周年記念「木桶寄贈式」開催 組合員から醤油生産者へ 生活クラブ2026年3月19日
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は、醤油生産者のタイヘイ株式会社(千葉県匝瑳市)との提携50周年を記念して、生活クラブ組合員から同社へ木桶を贈る寄贈式を3月16日に開催した。
タイヘイに贈られた木桶と寄贈式の参加者
生活クラブの 「L's丸大豆醤油」は、タイヘイが製造する生活クラブのオリジナルの醤油。創業時から145年以上変わらない木桶仕込みの伝統的な技術を活かした醤油は、まろやかでおいしいと生活クラブの組合員に長く愛されてきた。しかし、大量生産が主流の時代では木桶仕込みの醤油だけでなく木桶をつくる職人も希少になってしまい、今後同じ製法でつくり続けていくのが困難になっている。
そこで、提携50周年を記念してこれからも伝統的な木桶仕込みの醤油づくりの継続を願い、醤油の価格の一部を活用して組合員から木桶を寄贈。木桶は約1年がかりで製作され、直径3m 高さ3mの大桶が完成した。
寄贈式当日は、タイヘイと、木桶を製作した青島桶店、生活クラブの関係者、組合員約20人が出席。組合員から木桶を贈り、タイヘイから感謝状を受けた。また、式典終了後は、木桶が110本以上並ぶ醤油蔵や工場を見学した。
寄贈した木桶で仕込んだ醤油は1年かけて醸造し、2027年頃に数量限定で取り組む予定。
生活クラブの「L's丸大豆醤油」
生活クラブの醤油の原料は大豆、小麦、食塩のみで木桶に仕込み1年間かけて発酵・熟成させる。木桶には長年の醤油づくりによって育まれてきた多くの微生物が棲みつき、まろやかな風味ある醤油の源となっている。
伝統的な木桶仕込みの醤油に欠かせない醸造用の木桶をつくる職人も日本で約3か所と希少な存在。生活クラブでは、2005年の提携30周年時も生産者への想いをのせて木桶を1つ寄贈し、今回で2回目。木桶の製作費には、50周年記念醤油の価格の一部が充てられた。木桶の寿命は約150年といわれ、寄贈する木桶はこの先の醤油づくりを支え、組合員と生産者をつなぐ架け橋になる。
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