三重県多気町「VISON」農水省「農山漁村振興への貢献活動に係る取組証明書」を取得2026年3月19日
三重県多気町の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」の店舗を運営するヴィソン多気株式会社は、農林水産省が新たに創設した「令和7年度農山漁村振興への貢献活動に係る取組証明書」を取得した。

同制度は、農山漁村の課題解決や地域活性化に向けた取組を行う企業等の活動を国が証明するもので、企業と地域の協働による持続可能な地域づくりの促進を目的としている。
VISONは多気町の誘致により2021年に開業した、約70店舗を有する複合商業観光リゾート。東京ドーム24個分に相当する約35万坪の敷地と集客力を活かして観光だけでなく、農業・生産・消費・学びをつなぐ拠点として、地域と連携した取組を進めてきた。

多気町では、耕作放棄地の増加や農業人材の不足などの課題が顕在化していることから、広大な「ヴィソンフィールド」を活用し、有機栽培による農作物の生産・収穫をはじめ、年間150人以上を対象とした来場者に、農作物の収穫体験を提供。農園に併設するレストランでは、無農薬野菜を用いた付加価値の高い料理を提供している。
さらに、ヴィソンフィールドは、農業未経験者や学生に向けた体験農園のほか、自動運転バスの実証運行に向け専用レーンや車庫を提供するなど学びと挑戦の場としても活用されている。このほか、次世代人材の育成や食に関わる国際交流にも取組を広げ、料理人を目指す高校生を対象とした「全国高校生ガストロノミー甲子園」を多気町等と共催。また、多気町とスペインバスク州の美食の街・サンセバスチャン市が締結した「美食を通じた友好の証」に基づき、バスク食文化の紹介、提供など国際的な食文化交流を推進している。
こうした取組を通じて、地域農産物の付加価値向上や関係人口の創出など、農山漁村の活性化に貢献している点が評価され、今回の取組証明書取得につながった。
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