30年産10aあたり平年収量532kg 前年と同じ-農水省2018年3月23日
農林水産省は3月20日、平成30年産水稲の10aあたり平年収量を決定した。
19日に開催された第3回水稲の作柄に関する委員会の意見をふまえて決めた。
ふるい目幅1.70ミリの全国の10aあたり平年収量は前年産と同じ532kgとなった。
都道府県別の10aあたり平年収量で前年産より引き上げとなったのは、北海道(+2kg)、青森(+1kg)、岩手(+1kg)、山形(+1kg)、福島(+1kg)、千葉(+2kg)、神奈川(+1kg)、島根(+2kg)の9道県。他は前年産と同じとなった。
1.7ミリのふるい目幅で選別された玄米をもとに算出した平年収量は全国統一としているが、27年度から各農業地域で多くの農家が使用しているふるい目幅で選別された平年収量も公表している(図)。北海道、東北、北陸は1.85ミリ、関東・東山、東海、近畿、中国、九州は1.80ミリ、四国、沖縄は1.75ミリとなっている。
なお、作柄表示地帯別の平年収量は6月末ごろに決定する。
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