わが国のコメの消費量は毎年約8万ｔ減少しており、食料自給率・食料自給力の向上や米農家の所得向上を図るためには、海外市場に積極的に進出し輸出を拡大することが喫緊の課題となっている。
　「コメ海外市場拡大戦略プロジェクト」を立ち上げてから1年が経ち、現在までに63の戦略的輸出事業者と257の戦略的輸出基地が登録され、産地と事業者が連携し、米の輸出に取り組んでいる。
　このマッチングイベントは、31年産輸出用米推進に向けた講演・情報交換と、輸出への取り組みを希望している産地と輸出事業者のマッチングを目的とし、東京・新潟・仙台・京都・岡山の各ブロックで開催する。

【東京会場（関東ブロック）】
日時：11月21日（水）13：30～17：00
場所：農林水産省本館7階講堂（東京都千代田区霞が関）
問い合わせ：関東農政局生産振興課　福田、多根
TEL：048-740-0409・1011

【新潟会場（北陸ブロック）】
日時：12月4日（火）13：30～17：00
場所：朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター中会議室201
問い合わせ：北陸農政局生産振興課　福田、後藤
TEL：076-232-4302

【仙台会場（東北ブロック）】
日時：12月5日（水）13：30～17：00
場所：仙台合同庁舎B棟2階第一会議室
問い合わせ：東北農政局生産振興課　佐々木、小岩
TEL：022-221-6169

【京都会場（東海・近畿ブロック）】
日時：12月13日（木）13：30～17：00
場所：近畿農政局第1会議室
問い合わせ：近畿農政局生産振興課　梅若、小林
TEL：075-414-9020

【岡山会場（九州・中四・近畿ブロック）】
日時：12月18日（火）13：30～17：00
場所：中国四国農政局第10A・B会議室
問い合わせ：中国四国農政局生産振興課　木村、田部
TEL：086-224-9411

（関連記事）
・輸出用米の作付け増　飼料用米は減少－30年産（18.10.15）
・【熊野孝文・米マーケット情報】コメ消費拡大も外国人頼み？　インバウンド需要の実態（18.09.18）
・【2018年ＪＡの米実態調査から】5年後も主食用生産量を維持　 コスト抑制技術に高い期待感（２）（18.08.30）
・水田農業「10ａあたり」所得へ転換を－ＪＡグループ（18.06.15）
・主食用米作付け　前年並み34県－第2回中間的取組状況（18.06.05）
・輸出用米、価格の壁をどう乗り越えるのか？（18.04.17）