輸出用米の作付け増 飼料用米は減少-30年産2018年10月15日
農林水産省の9月15日現在の30年産水田の作付状況によると輸出用米の作付けが増える一方、飼料用米の作付けが減っていることが明らかとなった。
全国の主食用米の作付面積はおおむね前年と同水準の138万6000haとなった。
このうち加工用米など戦略作物では、飼料用米が29年産の9万2000haから8万haへと減少し、27年産と同水準となった。飼料用米は26年産から数量に応じて交付金が支払われる制度が導入され、29年産まで作付けが伸びていた。また、政府備蓄米も29年産の3万5000haから2万2000haに減少した。
一方、輸出用米など新市場開拓用米は29年産の1000haから4000haに増えた。輸出への関心の高まりから輸出用産地づくりなどの取り組みが進んでいるとみられる。
その他はほぼ前年並みで加工用米5万1000ha、米粉用米5000ha、WCS4万3000ha、麦9万7000ha、大豆8万8000ha、その他(ソバ、ナタネ、飼料作物など)10万2000haとなった。
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