有機米デザインのアドバイザーにあずさ監査法人前理事長が就任2020年11月13日
有機米の栽培における課題を解決し、農業者の所得向上と有機米マーケットの拡大に取り組む有機米デザイン(株)は、昨年まであずさ監査法人の理事長を務めた酒井弘行氏がアドバイザーに就任すると発表。資金調達と事業加速に向け、経営管理基盤の強化する。
アドバイザーに就任する酒井弘行氏
同社は、山形県鶴岡市で地方都市の課題を希望に変える街づくりに取り組む、ヤマガタデザイン(株)のグループ会社。有機農業のハードルを下げるハードの開発に取り組み、水稲の有機栽培で大きな課題となっている除草工数を削減する無人田んぼ抑草ロボットなどを開発しており、研究開発では、東京農工大学をはじめ、東北、北陸を中心に多くの協働機関とのオープンイノベーションな体制を構築しながら事業を進めている。
今後、全国の企業から広く出資を募り事業を加速し、同社側の経営管理基盤を強化するため、酒井氏にアドバイザー就任を依頼した。酒井氏は「地方再生が言われる中、庄内平野と山形県の活性化にとどまることなく、日本の農業の未来に大きく貢献するヤマガタデザイン、有機米デザインを応援している。山中大介社長とその仲間たちの熱い思いが大きく育ち、やがてしっかりと実を結ぶよう、微力ではありますがお役に立てるよう努力します」と話している。
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