2021年「世界最高米」を販売開始 東洋ライス2021年7月27日
東洋ライスは7月21日、2021年「世界最高米」の販売を公式通信販売で開始した。
世界最高米
今年で6回目目を迎えた「世界最高米」の原料玄米は、昨年11月に静岡県小山町で開かれた「第22回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(米・食味鑑定士協会主催)の「国際総合部門」で、金賞を受賞した玄米を使用している。
この受賞玄米の中から、同社独自の基準である「酵素活性」「美味と生命力」に重点を置き厳選した福島県、静岡県、岐阜県2品の計4品を認定。一般価格の約8倍となる1kgあたり1900円で買い受け、活性度の高いコメを選別した後、さらに半年間の熟成期間を経たものを金芽米に加工した。
2021年の世界最高米は、140g(1合分)×6袋入りで1万800円(消費税・送料込み)。さらに今年は、世界最高米から金芽米エキスの原料を特別に抽出した希少性の高い「世界最高米エキス」の製造も予定している。
2021年「世界最高米」に認定された玄米の生産者は次のとおり。
○JA御殿場高根地区部農会(静岡県御殿場市)高田哲夫氏 品種「歓喜の風」
○漢方無農薬栽培研究会(福島県南会津郡)湯田裕樹氏 品種「ゆうだい21」
○農事組合法人かみはら山水農園(岐阜県下呂市)河原一馬氏 品種「コシヒカリ」
○大田ファーム(岐阜県大野郡)大田剛之氏 品種「コシヒカリ」
世界最高米の発売を受け、農事組合法人かみはら山水農園の河原氏は「美味しいお米作りを目指している農家として、世界最高米の原料米への認定は本当に名誉なこと。そして、そのお米を東洋ライスで最高の状態にしていただき、消費者に食べてもらうことは米農家として幸せです。生産者4名の思いのこもったお米を味わってほしい」とコメントしている。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日