2020年産米 前年同月比10%下落2021年8月19日
農林水産省は8月18日、7月の米相対取引価格を公表した。全銘柄平均で前年同月比10%下落した。
昨年9月の相対取引価格は60kg1万5143円だったが、在庫過剰を受けて毎月下落し、7月は同1万4057円となり、1086円下がった。前年産の同月価格は1万5556円で10%下落した。
ただ、銘柄によって違いがある。北海道ゆめぴりか、山形つや姫、山梨コシヒカリなどは前年並み。西日本、九州の銘柄もほぼ前年並みとなっている。
一方、東北、関東の銘柄では前年比で20%以上の下落している銘柄もある。
7月の販売数量は15万9000tで、コロナ禍の前年同期比では207%。6月対比では83%となっている。
20年産の出回りからの年産平均価格は1万4682円となり、対前年比で7%下落となった。
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