米価水準 「高くなる」見通し判断増える 7月調査結果2022年8月8日
米穀機構は8月4日、米取引関係者の需給などの見通し判断に関する調査結果(7月分)を発表した。
主食用米の需給動向についての現状判断DIは「37」で前月と変わらなかった。
見通し判断DIは「40」で前月からマイナス2ポイントとなった。
一方、主食用米の米価水準についての現状判断DIは「24」で前月からプラス2となった。また、向こう3月間の見通し判断DIは「56」で前月からプラス3となった。
米価の見通し判断DIは5月に「50」を超えて米価水準が高くなるという見方が前月より強まったが、3か月連続でその見方が強まっている。
7月の調査で関係者が判断を行うにあたって考慮した要因は、米穀の調達状況36%、国内の在庫水準32%、消費者の動向11%、国の政策9%などとなっている。
国の政策を考慮したという割合は4月では2%だが、6月、7月は9%へと上昇した。主食用からの作付け転換を国が推進していることや、6月末時点で必要とされる作付け転換面積3.9万haを超えて4.3万haとなったことなどが公表されたことが反映したとみられる。
重要な記事
最新の記事
-
【第46回農協人文化賞】資金循環で地域共生 信用事業部門・埼玉県・あさか野農協組合長 髙橋均氏2025年7月14日
-
【第46回農協人文化賞】組合員の未来に伴走 信用事業部門・秋田やまもと農協常務 大鐘和弘氏2025年7月14日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2025年7月14日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2025年7月14日
-
主食用米の在庫なし、農機の修理・メンテナンス年3000件 JA常総ひかり2025年7月14日
-
【'25新組合長に聞く】JA岡山(岡山) 三宅雅之氏(6/27就任) 地域を元気にするのが農協の役割2025年7月14日
-
JA全農ひろしまとJA尾道市、ジュンテンドーと 売買基本契約を締結、協業開始2025年7月14日
-
蒜山とうもろこしの宣伝強化 瀬戸内かきがらアグリ事業も開始 JA全農おかやま2025年7月14日
-
酪農の輪 プロジェクト 夏休み親子で「オンライン牧場体験」開催 協同乳業2025年7月14日
-
大阪府泉北郡に「JAファーマーズ忠岡」新規開店 JA全農2025年7月14日
-
食農と宇宙をつなぐイベント あぐラボとMUGENLABO UNIVERSEが共催2025年7月14日
-
岩手県産のお肉が送料負担なし「いわちく販売会」開催中 JAタウン2025年7月14日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(2)2025年7月14日
-
「とちぎ和牛」が7年ぶりに全国最高位 "名誉賞"獲得 「第27回全農肉牛枝肉共励会」2025年7月14日
-
【役員人事】北興化学工業(9月1日付)2025年7月14日
-
第148回秋田県種苗交換会キャッチフレーズ決定 全国906作品から選出2025年7月14日
-
無料でブルーベリー食べ放題 山形・鶴岡の月山高原で地域活性イベント開催2025年7月14日
-
農地調査AI支援サービス「圃場DX」デジタル庁「技術カタログ」に掲載 LAND INSIGHT2025年7月14日
-
クマ対策用電気さく線「ブルーキングワイヤー」販売を本格化 未来のアグリ2025年7月14日
-
屋外作業の暑さ対策製品など展示「第11回 猛暑対策展」に出展 サンコー2025年7月14日