泉大津市と包括連携協定締結 食材流通の実証実験とマタニティ支援 東洋ライス2022年12月7日
東洋ライスは、大阪府泉大津市と、包括連携協定を締結。東洋ライス独自の精米技術による「金芽米」を活用し、「医食同源の観点を尊重した健康増進」を核とした取り組みを2023年4月から開始する。
両者は包括連携協定による具体的な取組みとして、毎月最大10キロの金芽米を妊婦に提供する「泉大津市マタニティ応援プロジェクト」と、給食で使用する米の保管・精米加工・流通の新たな仕組みづくりに向けた実証実験を行う。
泉大津市では、「医食同源」の考えのもと、子どもたちの健全な体づくりにつながるよう、今年度から発酵食品やオーガニック食材、旬の食材や伝統的な行事食など、季節を感じられる給食がスタート。また、市民の健康増進のため、「食」に関する施策を展開している。今年度の制定を予定している「泉大津市健康づくり推進条例」に基づく健康寿命の延伸と生活の質の向上に向け、未病予防対策や安定的に食糧を確保する仕組みづくりと、日本全体の農業発展につながるスキームの構築を図っている。
一方、東洋ライスは、健康増進と国の医療費削減をめざし、独自の加工技術によって、玄米の栄養を残したまま、美味しく、消化性に優れた「金芽米」などの付加価値の高いお米を開発。近年は、金芽米等の継続摂取による健康への効果を実証している。
両者は、協定締結により、「人々の健康増進」と「医食同源」を推進する体制を強固にし、東洋ライスの技術力とブランド力、ノウハウを活用し、泉大津市が目指す市民の健康増進を図る。また、連携によって給食で提供する米における独自のサプライチェーンを構築することで、都市型自治体の泉大津市が安定的な消費地として機能し、生産地の農業生産基盤の安定化にも寄与する新たなモデルの構築を図る。
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