兵庫県「特A地区産」山田錦から生まれた「クラフトジン」発売 本田商店2022年12月21日
創業101年の酒蔵・株式会社本田商店(兵庫県姫路市)は、兵庫県の特A地区産山田錦のアルコールをベーススピリッツにしたクラフトジン「Terroir A(テロワール・エー)」を応援購入サービス「Makuake」で、2023年1月22日まで先行販売している。

クラフトジン「Terroir A」は、銘酒「龍力」を造る酒蔵が、大吟醸を醸すための山田錦を原料に使ったアルコールに、兵庫県産ブルーベリー・ペパーミント・青みかんを直接漬け込んでつくったクラフトジン。ベーススピリッツに兵庫県特A地区の中でも、特等・特上ランクの山田錦を使い、小さなタンク一本分だけの数量限定醸造となる。
現在ではほぼ見られなくなった稲木掛けで天日干しした山田錦
酒米の最高峰である山田錦の良さをそのまま生かした、香り高く、 スッキリと爽やかなジンは、和酒の風味がほのかにあり、ロックやソーダ割で食中にも楽しめる。和食との相性も抜群。
酒造好適米である山田錦は、日本各地で生産されているが、別格とされるのが「兵庫県産山田錦」。標高が高い山間棚田地帯で、昼夜の気温較差が大きく降水量は少ないが、水が豊富な黒粘土の土壌という酒米にとって理想の栽培条件を兼ね備えた環境の「兵庫県特A地区」で栽培される。また、兵庫県には、日本唯一の酒米試験地があり、山田錦を最適な環境で、厳格な管理のもと育てられている種籾田が存在。兵庫県の農家はその種子を基に山田錦を育てるため、本来の特性が守られている。同社は、この「兵庫県 特A地区」で、土壌条件の良い農家と全国初となる専属栽培契約を締結を行い、特別な山田錦をつくっている。
標高が高い山間棚田地帯で栽培される
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